考察:北斗が如くから見る北斗世界のビデオゲーム事情について

北斗の拳は核戦争によって荒廃した199X年を舞台にした漫画である、当然そのような世界ゆえ作中内でビデオゲームがでてくることはないのであるが2018年3月8日に転機は訪れる。

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PS4用ゲーム、セガゲームスより北斗の拳龍が如くのコラボレーションタイトル、北斗が如くが発売されたのである、このゲームにはゲームセンターでアーケードゲームをプレイすることができるという要素があるのだが今回はここから北斗世界のビデオゲーム事情について考えていくことにしよう。

とりあえず北斗が如く内でのゲームセンターでプレイできるゲームは以下の4つである。

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ものの見事に1980年代のセガアーケードゲームばかりである。

ここから考えるにこの世界のゲーム業界はセガが覇権をとっていたのだと思われる、子どもたちがファミコンではなくセガマークⅢを親にねだる、スーパーマリオよりアレックスキッドが人気、そんな世界だったのだろう。

また1980年代のゲームのみで90年代、2000年代以降のゲームがないが2000年代以降のゲームがないのは年代設定が199X年なので当然として、90年代のゲームがないのはその辺りまで来ると最終戦争が始まっているか、もしくは始まっていなくともゲームを作っていられるような環境ではなくなっているのだろう。

まぁつまりは

結論:セガビデオゲーム業界で覇権を取るものの核の炎に包まれる

ということになる。

ちなみにこのゲーム、ゲームセンターとは別にケンシロウの自宅でセガマークⅢを遊ぶことができるのだがそこで遊べるゲームがこちら。

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セガマークⅢ版北斗の拳である。

北斗世界のゲーム事情、まだまだ謎である。