AIのべりすとと共にえがく探偵小説 永亜探偵の事件簿

AIのべりすとが出力した文章に私が加筆修正を行い出来上がった小説です、ご覧ください。

 


 岩手県盛岡市の駅前、永亜探偵事務所はそこに存在する、永亜探偵の手にかかればいかなる難事件も解決に導かれるのである、今日も永亜探偵事務所に依頼人がやってくる。
「あなたが永亜探偵ですか?私の名前は相田徳道です、あなたに依頼があってきました」
「そこにお掛けください、それで依頼というのは?」
「実は私の婚約者でした女性がある日突然消えてしまいまして、探してほしいのです」
「なるほど、ちなみにその女性はどのような方なんでしょうか?」
「はい、名前は小鳥遊千佳と言います、年齢は24歳です、そして彼女は私が働いている会社の上司と不倫をしていました、私は彼女のことを愛していたのですが、彼女が不倫をしていることを知りショックで会社を辞めてしまって今はニートをしています」
「なるほど、わかりました、では早速調査を始めましょうか」
「よろしくお願いします」
 こうして永亜探偵の調査が始まった。
 まず永亜探偵は相田徳道の依頼人の婚約者であった女性、小鳥遊千佳について調べ始めた。
「なるほどな、これは確かに問題だな」
 永亜探偵はその調査結果を見てつぶやく。
 小鳥遊千佳は相田徳道の勤めていた会社の社員であり、社内不倫の関係だったようだ。
 また小鳥遊千佳の実家は盛岡市郊外の山奥にあり、両親は他界しており現在は祖母と一緒に暮らしているらしい。
「これは実際に行った方が早いだろう」
 永亜探偵は小鳥遊千佳の実家に赴くことにした。永亜探偵は盛岡市内の電車に乗り込む、車内にはスーツを着たサラリーマンの姿が目立つ。
 そんな中、永亜探偵はつり革を持って立っていた。
 しばらくすると電車は目的地に到着し、永亜探偵は降車する。
 永亜探偵は駅から出るとそのままタクシー乗り場まで移動して乗り込んだ。
「どちらまで行かれますか?」
盛岡市郊外にある小鳥遊という家に行ってもらいたいのだが」
「かしこまりました」
 タクシーは走り出す。
 30分ほど走ってから車は止まった。
「お客様、着きましたよ」
「ありがとうございます」
 料金を払ってから車を降りるとそこは見渡す限りの田園風景が広がっていた。
 辺りを見渡していると1人の女性に声をかけられた。
「あの、何か御用でしょうか?」
 声をかけてきたのは20代前半ぐらいの女性だった。
「はい、この辺りにある小鳥遊家に用事がありまして」
「小鳥遊家はうちですけど……」
「そうですか、ありがとうございました」
 話によると彼女小鳥遊千佳の妹らしい、永亜探偵は小鳥遊家の前に立つ、インターホンを押した。
しばらくして中から70歳前後の女性が現れた。
「どなたですか?」
「初めまして、私は永亜探偵事務所の所長を務めている永亜といいます」
「探偵…ですか?」
「えぇ、そうです」
「どうぞ中にお入りください」
「失礼します」
 リビングに通された永亜探偵はソファーに座っている小鳥遊千佳の祖母と思われる人物と対面する形で座った。
「それで今回はどのようなご要件でしょうか?」
「はい、実はこちらの小鳥遊さんが先日行方不明になったそうなんですが、その件について少しお話を伺いたく思いまして」
「なるほど……あの子がいなくなった原因を探っていると」
 祖母らしき人物は居間に飾られていた薙刀を手に持ち永亜探偵に襲いかかった。
「うぉっ!」
 咄嵯の出来事だったがなんとか回避に成功した。
「ハハハ!私は祖母ではない、そしてこの家のものでもない!」
「お前は誰だ?」
「千佳を行方不明にしたのは私だ!あいつは私がこの山を燃やそうとしたところを見てしまったのだ!」
「なんだって!小鳥遊さんは今どこにいる!」
「もうすぐここに戻ってくる、その時が貴様の命の終わりだ」
 そういうと老婆は窓から飛び降りて逃げていった。
「しまった、逃してしまった」
 その頃、小鳥遊千佳は自宅に帰宅していた。
「ただいまー」
 小鳥遊千佳は居間にいる永亜探偵を見る、その時小鳥遊千佳が豹変した!
「キエエエエエ!」
「うわぁ!」
 突然の奇声に驚いた永亜探偵は尻餅をつく。
 そこを小鳥遊千佳は手に持っていたナイフで刺そうとする!永亜探偵はなんとか避けることに成功した。
「な、なんの真似だ!」
 小鳥遊千佳はナイフを構えながら答える。
「フフ、小鳥遊千佳は死んだのよ、今のあたしは悪霊なのよ」
「なんだって!と言うことは俺は幽霊と対面しているのか!?」
「そうよ!キエエエエエエ!」
「ぐはあああ」
 小鳥遊千佳は永亜探偵を刺そうと襲ってくる。
「危ない!」
 そこに小鳥遊千佳の妹である小鳥遊香織が現れた。
「姉ちゃんやめてよ!」
 小鳥遊千佳は妹の声に反応して動きを止める。
「香織?どうしてここに?」
「話は後だよ!とりあえず今は落ち着いて!」
 その時である、突如として山が燃え始めた!
「あちぃいい!!」
 山火事が起きてしまい、炎は瞬く間に広がっていった。
「これはまずいぞ!」
「キィエアアァ!」
「とにかくここから出よう」
 永亜探偵達は家から脱出した。
「ハァハァ、なんてことだ、まさか山火事が起きるとは……」
「キェイアァ!」
「やばい、このままだと俺たちも焼け死ぬ」
「そうだ、警察に電話しよう!」
 小鳥遊香織が携帯電話を取り出す。
 しかし、圏外だった。
「そんな!」
「仕方がない、山を降りて助けを求めよう!」
「そうはさせぬぞ!」
 永亜探偵たちの後ろに老婆が現れる、老婆は火炎放射器を担いで永亜探偵に襲いかかる。
「うわぁ、この山火事、あんたの仕業か!」
「そうさ!さぁ千佳!探偵と妹を殺すのだ!」
「キイィアァ!」
「こうなったら、あれを使うしかない」
「なんだと?」
 永亜探偵はポケットからお札を取り出した。
「この手の事件を調査するときは、念のためお札を装備しているのさ!」
 永亜探偵はお札を小鳥遊千佳に投げつける、すると小鳥遊千佳は成仏した。
「姉ちゃん!」
「ふぅ、助かったぜ!」
「くそぁ!死ねええええええ!!」
「うぉおお!」
 老婆は永亜探偵に襲いかかるが、そのまま炎にぶつかってしまう!
「ぎゃあああああ!!」
「よし!あとは消防車が来るまで待つだけだ!」
「探偵さん!見てください!」
老婆は起き上がる、そして手に持っている薙刀を天に掲げる。
「これで終わりと思うなよ!私はいずれ蘇る!その時こそ貴様を殺してやるのだぁぁ!」
老婆は叫び声を上げながら燃え盛る山の中に消えていった。
「どうやら、終わったようだな」
「はい、それでは私はここで失礼します」
「おう、気をつけて帰れよ」
 小鳥遊香織は去っていった。
 こうして、小鳥遊千佳の事件は幕を閉じた。
 三日後、永亜探偵は依頼人の相田徳道に依頼の報告をしていた。
「というわけで小鳥遊千佳さんは既に死んでいました」
「なんてことだ、千佳が死んでいたなんて…」
「小鳥遊千佳さんのご家族は妹さんだけです」
「はい……千佳が死んだのなら妹にも知らせないといけませんね」
「妹さんはもう知っていますよ、では報酬の10万円はいただきますね」
「はい、ありがとうございます」
「それと、小鳥遊千佳さんのお墓参りに行ってあげてください」
「わかりました」
 その後、相田徳道は小鳥遊千佳の墓にお参りに行った。
「千佳、俺はお前のことを忘れないよ」

                  (完)